お手本を見て体の使い方を学ぶ
お手本を見ながら正確に動く力
ダンスレッスンでは、どの教室でも先生が最初に模範演技を見せてくれます。
そのお手本の動きをじっくり観察し、自分の体で再現することが上達への近道です。
最初は見よう見まねでもかまいません。
繰り返しマネをする中で、徐々に体が動きを覚えていきます。
ダンスに慣れていないと恥ずかしさから動きが小さくなりがちですが、カッコよく踊るためにはダイナミックな表現が大切です。
特に手足の先まで意識を行き届かせ、細かな部分までコントロールすることが、完成度の高いダンスへとつながります。
慣れてきたら、重心の置き方やリズムの取り方、動きの緩急なども意識してみましょう。
お手本をしっかり見ることは、単にマネをするだけではなく、動きの意味やコツを理解する重要なプロセスなのです。
自分の動きを見せて学ぶ方法
ただ先生のマネをするだけでは、自分の動きが正しいかどうか判断しづらいものです。
だからこそ、自分の踊りを先生に見てもらい、フィードバックをもらうことが大切です。
先生は良い点を褒めてくれると同時に、改善点も具体的に教えてくれます。
その結果、間違った動きが定着する前に正すことができ、より早く上達することができます。
さらに、自分の動きをスマホなどで動画撮影して、客観的にチェックするのも効果的です。
踊っているときには気づかないクセや姿勢の乱れが、動画で見るとはっきりとわかる場合があります。
気づいた点をメモして、次の練習で改善していくことで、確実にレベルアップしていけるでしょう。
上達の近道は、見てもらう・見直す・修正するというこの流れを意識することです。